気になる銘柄

【2588】プレミアムウォーター/赤字計上は将来への布石

:2017年3月3日


ウォーターサーバー「プレミアムウォーター」を販売しているプレミアムウォーターホールディングス。
今期は大きく赤字計上となりそうな企業ですが、何やら今後爆発しそうな期待もある銘柄なので取り上げてみます。

プレミアムウォーターについて

2011年3月の震災後あたりから拡大してきているウォーターサーバー市場。
当初は法人向けの販売がメインでしたが、近年は一般消費者の需要も拡大してきています。

当社の事業内容は近年需要が拡大してきた一般消費者を対象にウォーターサーバーを自宅へレンタルし、水を定期配送するというサービスです。

今世に出ているウォーターサーバーは数多くあり、
このプレミアムウォーターが他のものと比べて何か大きく差があるか?
といったら特段突出している何かがあるわけではありません。

個人的に調べた範囲ですが、
以下の点くらいが他のウォーターサーバーと差別化できる点かな~
なんて思ってます。

1.ペットボトルが使い捨てできる
2.『モンドセレクション iTQi 4年連続W受賞』という肩書

一消費者目線で見た際、
『1』はある程度利便性がありそうですが、
プレミアムウォーター以外でも取り入れているところは複数あるので、
ちょっとしたアドバンテージになるくらいでしょうか。

『2』は個人的にはどうでもいいですが、
こういう肩書とかで刺さる消費者は結構いると思います。
(賞の中身を理解しているかはおいといて)

今期の利益は赤字!その理由は…

今期以下の業績予想を立てているプレミアムウォーターホールディングス。

【2017年度業績予想】

単位:百万円 売上高 営業利益 経常利益 純利益
通期 20,000 ▲500 ▲650 ▲900

売上高は200億もあるのに、赤字が計上されている主な理由は事業の先行投資による影響です。

先行投資は主に
顧客獲得&自社工場の増設や水源の開拓などの費用に使われているわけですが、
中でも顧客獲得の増加は凄まじいものがあります。
以下、直近半年の契約件数推移です。

保有契約件数(単位:件)

平成29年3月期 件数 前月比
8月 407,204 +13,059
9月 419,010 +11,806
10月 427,255 +8,245
11月 435,299 +8,044
12月 442,493 +7,194
1月 452,708

+10,215

毎月10,000件前後の顧客が増加中。
当初の期末計画では440,000件が目標だったのですが、
その数字を大きく更新する形で進んでいます。

ちなみに年度毎の計画では、
2018年度52万人
2019年度60万人
2020年度68万人
2021年度75万人
と想定しているのですが、
このペースだと大幅に前倒しで進みそうな気配です。

顧客急増の要因

他社と比べて特段変わりのないウォーターサーバーなのに、何故これほど顧客が急増しているのか?

それは昨年、クリティアというウォーターサーバーを扱っていた会社ウォーターダイレクトがプレミアムウォーターの会社エフエルシーと経営統合したことに起因します。

元々両社は業務提携をしており、ウォーターダイレクトのクリティアがプレミアムウォーターにOEM提供を行っていました。
2016年3月末時点での顧客数はウォーターダイレクトが19万件、プレミアムウォーターが13万件と両社ともウォーターサーバー市場においてトップ10に入る企業だったのですが、昨年経営統合しプレミアムウォーターホールディングスとして1つになったことで国内でもトップ3に入るウォーターサーバー企業となりました。
そして、ウォーターダイレクトの親会社で光通信という会社があるのですが、これが今の顧客急増の最大の要因となっていると見ています。
経営統合したプレミアムウォーターホールディングスも光通信の傘下に入るからです。

光通信は主にOA機器、通信回線、保険の卸売りなどを展開しているのですが、
プレミアムウォーターホールディングスもその傘下に入ったことにより、
光通信が各商品と絡めたクロスセルを行うなど他のウォーターサーバー企業ではできない営業活動が展開できていると思われます。
光通信は一説では数億ともいわれる顧客リスト(ほんとかよw)を有しているとも噂されているので、まだまだ顧客数は増えていく可能性は大いにあると思います。

指数はボロボロ

株価を測る指数は決算自体が赤字計上なので、もちろん悪いです。
財務もあまり投資先としてはオススメできない感じですが、
先述したように当社は光通信の傘下に入っているので、
資金力に関しても現状は特段不安視はしなくていいとは思います。

2017年3月期第2四半期決算説明会の資料で記載のあった5カ年計画では、
来期以降営業利益は黒字に転換する内容になっていました。

ただ現在はその計画以上に顧客数も増えてきているので、
大きく上振れする可能性もあるのではないでしょうか。

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