空売りで死亡寸前!あの株で焼かれそうになった体験談!

空売りで死亡寸前!あの株で焼かれそうになった体験談!

買いの数倍難しいと言われる空売り。
先日、
ある銘柄を空売りして焼かれそうになりましたので、
ここに備忘録として残しておこうと思います。

ん~久々に株取引でドキドキしたぜ!!!!!

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ある銘柄とは…

最近ちょいちょいこのブログで取り上げているハイパー。

元々は中長期的な投資として保有していたこの銘柄ですが、
ちょっとした出来心から売ってしまい、
その3日後に連日ストップ高で暴騰するという、
2017年私の保有していた銘柄ではアイケイの次に深く印象に残った銘柄です。
(アイケイは売ってから10倍以上に大化け・・・)

人とは不思議なもので、
こういう時って損失をだしたわけでもないのに、
取り返そうとするんですよね。
いやはや傍から見たら完全な愚か者ですよ。

何とかこの機会損失を取り返そうと思った私が閃いたのが、、、

そう、

ハイパーの空売りでした………

この上げは完全な仕手

ハイパーの上げは完全な仕手ですね。

連日のチャート、出来高、板を見て確信しています。
てか誰でもそう思ってるやろうけど。

この動きやで、この動き。

連日どんどんと爆騰を繰り返している仕手株のハイパーを見てこう思いました。
「ん~これはそろそろ落ちてくるな…」と。

まぁその予想通り一番右の12/8は大陰線の下げとなりました。

天井の上の部分で注文を出しておいて、
適当なとこで利食いの逆指値注文。

完全に味を占めてしまいました。

で、
週が明けての12/11。

お昼休みにハイパーの板を見ていると、
大陰線の明け営業日、
ストップ高で張り付いていましたが、
ちらちらとはがれてきてる取引板。

「お!今日もいい小遣い稼ぎが出来るな!!」
とまたストップ高の高値から売り注文。

これが完全なミスジャッジでした。

実はその日ストップ高で張り付いたまま大引けとなり取引は約定せず終了。

ハイパーは非貸借銘柄なので、
売りはSBIのHYPER空売りでしか出来ません。
(なんて紛らわしい名前だ)

SBIのHYPER空売りは当日決済なので、
その日に決済できなかったら、
次の営業日の寄りに成行で強制決済されます。

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夜PTSを見る

夜中PTSを見ると、
終値よりも+10%くらいのところで出来高を積み上げているハイパーに焦りを感じます。

おいおい、ここから買うやついるのかよ。
なんでやねん!!

ちなみにPTSではHYPER空売りは決済できません。
時迫る死の宣告を待っている感じです。

こうなると当然のようにググります。

「PTS 株価 影響」

とか。笑

もちろん何もこの焦りを解消できるような解決策は見つかりません。

結果どうなったか

結果から言うと、
寄りの成り行きで強制決済されましたが、
幸運なことに前日の終値より低いとこで寄り付いたので、
ちゃっかり儲けを得ることが出来ました。笑

HYPER空売りは普段の信用金利よりも高めの手数料を取られるので、
それを差し引いても儲けを得ることが出来たのは、
本当ラッキーでしたね。

いやー本当悪運強いね~~。

今回の空売りを経て思ったこと

今回のトレードは本当愚者が行うようなしょうもないものなので、
この私の行いを反面教師に、
このブログをご覧になってる方は是非ともこのようなトレードはしないようにしていただければと思います。

まぁ皆こんなことしないよね。笑

ただ、
こんなしょうもないトレードを行いながらも身をもって体験することで、
気付きもあったので以下に記しておこうと思います。

仕手株のHYPER空売りは絶対にしない

急騰すると天井がまったく読めない仕手株ですが、
私はこの仕手株に対する空売りはトライするのはありだと思っています。
と、いうのも仕手株の上昇というのは長くは続かないので、
大体が数日で上昇が一服しその後すさまじい勢いで下落していきます。

仕手株の売りは短時間で大きい儲けを得ることができるんですよね。
もちろん空売りを仕掛けるタイミングとかは慎重に見極めるのが大前提です。

が、

仕手株のHYPER空売りはヤバイですね。
今回身を持ってそれを感じました。
何がヤバイって1日で強制決済されてしまうこと。

今回のように注文が刺さった後にストップ高に巻き込まれたら、
本当になす術がありません。
まさに完全なる磔状態・・・

これはどんなに自信があってもやらない方が良いと思います。

PTSの板はあてにならん

今回不安になってみていたPTSの板。
+10%、+20%と上がっていく板を見て、
結構焦りを感じました。

が、

翌日の板にその時の兆候はまったく感じられませんでした。
PTSの板で取引している投資家は、
市場の参加者に比べると本当ごくわずかな投資家です。

まぁ、わかっちゃいたけど、
実際に今回PTSの板の動きを見ていて、
改めてそれを感じました。

PTSを見て翌日の板の動向などを推察することに意味はないと私は思います。

空売りは必ず余裕資金で

なんだかんだ言って、
焦りはしたものの今回の空売りは余裕資金の範囲でやっていましたので、
思ったよりは落ち着いていられました。

夜爆睡してましたし。笑

仮に損失を出したとしても、
勉強代と考えればまぁ、、、ね。
損失を出すことは痛いですけど。

相場には以下のような格言があります。

「買いは家まで売りは命まで」

買いのリスクは家を失うで済むけど、
売りのリスクは命まで失うことにつながる。

売りに対するリスクの大きさを表した言葉です。

例えば株価300円の銘柄を10000株買ったら、
費用は300百万円。
仮に0円になってしまっても最大損失は300百万円で済みます。

で、
これが売りの場合はどうなるかというと……
最大損失に制限はありません。

私の場合空売りはあまり自信がないので、
大きな金額を動かしてはいませんが、
自分的にはそれでちょうどいいと思っています。

まぁ気になる銘柄があった時とか打診感覚でやってみる感じですね。
単なる小遣い稼ぎです。

空売りに関しては相応の根拠と自信をもって臨まないとメンタルが持たないと思います。

空売りは本当難しいですね。

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