投資スタイル

ぼちぼち景気後退期を意識?

:2017年11月1日


日経平均は目下高値更新中と絶好調の日本株式市場ですが、
個人的にはぼちぼち景気の後退期を意識しています。

何でそう思うのか?

個人的な見解でも偉そうに語ってみようと思います。笑

要因1:物価

経済の指標なんかを日々チェックしている方とか、
ニュースや新聞を毎日見ている方などは、
周知の事実だと思いますが、
今現在日本の物価指数は緩やか~に上昇しています。

物価ってのは、
物の値段ですね。

物価が上昇するとお金の価値が下がります。
この現象が継続的に続くことを「インフレ」。
反対に物価が下落しお金の価値が上がる。
この現象が2年以上続くと「デフレ」と言います。

デフレの定義は2年以上と期間が明確になっていますが、
インフレの定義はまちまちで私もよく分かっていません。笑

日本は1999年頃から物価が下がり続け、
長らくデフレとして経済が推移していましたが、
2012年頃からじわじわと物価が上昇してきています。

いわゆるここ数年はインフレ状態が多いわけですが、
「インフレ」には良いインフレと悪いインフレがあります。

良いインフレは、
物価の上昇分、
企業が儲かり社員の給料も増え、
社員がその増えた給料の分消費をし、
また企業の業績が上がるというスパイラル。

悪いインフレは、
物価が上昇したが、
企業のコスト以上に儲けが得られず企業の業績が悪化、
社員の給料も減るが、
身の回りの商品は値上がりして、
消費が冷え込み、
さらに企業の業績が下がるというスパイラル。

で、
昨今の日本はどちらのインフレで来てるのかというと、
個人的には『良いインフレ』でこの数年は来てると思います。

なんだかんだこの数年の日本はアベノミクスで、
経済指標も日経平均も数年前と比べて上がってきてますし、
雇用も増えてきてるみたいですしね。

ただこれはあくまで個人的な感覚なので、
マクロ経済など細かく分析してるアナリストやら評論家やらの意見はまた違った見方になってるかもしれません。

そんな『良いインフレ』を推移してる(と個人的に思ってる)日本ですが、
今後も長期的にこの状態でいくかは少し疑問を感じる部分もあります。

何故かというと、
今は『良いインフレ』だとは思いますが、
その程度は限りなく低い、
『低インフレ』の類だと分析しているから。

確かに『良いインフレ』で景気もじわじわと良くなってきていて、
経済的にも企業は豊かになってきてるかもしれませんが、
まだ一庶民の感覚としては、
数年前と比べて生活が豊かになったか?
というと体感的にはあまりその実感はありません。

このまま『インフレ』で物価だけが上がる傾向が続き、
それに対して我々庶民の賃金などは変わらない感覚で推移すれば、
今までが『良いインフレ』であっても、
これからは『悪いインフレ』として推移する可能性も十分にあると思います。

実際に物価は上がってますが、
消費支出の数字は冷え込んだままになってますしね。

物の値段ばかり上がり、
一般消費者の賃金が大して変わらないのであれば、
景気のまわりも悪くなってきます。

要因2:金融

企業のお金というのは、
大体以下のような形で流れています。

  1. 株主や銀行から資金を調達
  2. 調達した資金を事業の先行投資に使う
  3. 事業を展開して現金を回収し増やしていく
  4. 増えた現金を株主に還元したり、銀行に返済。事業への再投資に活用。
  5. 引き続き事業を展開していく

大まかに見ると殆どの企業が1~5のサイクルを回しながら、
会社を大きくし、
より多くの現金を生み出していきます。

どれかが行き詰ってしまうと、
企業の成長は止まってしまい、
お金が回らなくなります。

そのような企業がどんどん増えていくと、
経済は停滞し衰退していき、
景気も悪くなりますね。

今個人的に少し気になってるのが、
「1」の資金調達の部分です。

アベノミクスでは金融緩和などの政策で、
企業が銀行からお金を借りやすくし、
景気拡大を後押ししてきました。

金融緩和で金利を下げることで、
企業の資金は円滑に回るようになってきましたが、
反面、資金を貸し出している銀行は金利で得られる収益も低下しています。

個人的に昨今の業績では地方銀行などの減収や減益をよく目にするようになり、
特に最近は三菱UFJ、みずほ、三井住友の3メガバンクも人員削減を発表するなど、
大規模な金融緩和の余波を感じるようになってきました。

引き続き、
金融緩和の政策は継続されていくみたいですが、
銀行から企業への資金がこれまで通り進んでいくのかは、
不透明なところもあると思います。

当面は株価上昇

以上のような要因で、
ぼちぼち景気の後退期を意識している私ですが、
当面の株価は上昇していくと思います。

いうても今はまだまだ景気拡大期の真っ只中だと思ってるので。

ですが、
株価というのは今体感している現実ではなく、
将来の事象を織り込んで動いていると言います。

当面の景気や経済指標はこれまで通り、
緩やかに上昇していくでしょうが、
それらが下降しだした時は、
株価の下落はその下降よりも早く訪れていると思います。

景気後退期が来た時に、
あれこれリスク管理を気にしだすのではなく、
今が景気拡大期のどのへんなのかを意識しながら投資に打ち込むと、
またパフォーマンスも変わってきそうな気がしてます。

▼経済のこととか勉強になる本です

▼こんな記事も書いてます

日本経済の勉強中/その1(景気について)

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