投資スタイル

ブログ閲覧者からの質問に答えました!【2017/02/03】


この度、当ブログをご覧になってる方から質問をいただいたので、
ご紹介させていただきます。
同じようなことで疑問になってる方もいらっしゃるのでは?と思いましたので、
ご興味ありましたらご覧ください。

Q1.東証一部昇格に関する流通株式比率について

『東証一部上場に鞍替えをするときに流通株式比率35%とあります。
こちらは今現在の市場の発行株式数×浮動株数>現状の発行株数×35%となったらそのほかの条件が整えば一部へ上がれるということでしょうか?
計算式をご教授お願いしたいです。』

こちらの質問ですが、
「浮動株」=「東証一部昇格基準となる流通株式数」
と捉えてお考えになっていると思われます。
四季報などに記載のある「浮動株」と、当ブログの【東証一部昇格期待株の探し方】(※別記事)で紹介している「流通株式数」は違うものなので、
まずはそこを切り離して考えるようにすればいいかと思います。

流通株式に関する東証一部昇格条件は3つありますので、
以下それぞれの計算式を記します。

流通株式数

流通株式数=(発行済株式数)ー(自己株式数)ー(役員とその親族などに関する株式数)ー(10%以上の大株主の保有数)

これで算出された流通株式数を最低投資単元(1口100株の場合は100)で割り、その数値が2万単位以上であれば、流通株式数の昇格条件を満たしていることになります。

流通株式時価総額【20億もしくは10億以上】

上記の計算式で出た流通株式数 (※最低投資単元で割る前の数字)と株価を掛けて流通株式時価総額を計算します。  

流通株式数×株価=流通株式時価総額

流通株式時価総額は東証マザーズのみ10億円以上でも条件を満たす場合があります。それ以外は20億円以上が昇格条件となります。

流通株式比率【35%以上】

流通株式比率も流通株式数(※最低投資単元で割る前の数字)を用います。 

流通株式数÷発行済株式数×100=流通株式比率 

流通株式比率は35%以上が東証一部昇格条件となります。

 

具体例

一応上記の計算式を実際の昇格期待の銘柄で当てはめて計算してみようと思います。

ちなみに計算する銘柄は以前、私が保有していた3139ラクトジャパン(2/3現在は東証二部)で2017年四季報(新春号)記載の数字、現時点の株価で計算します。

以下エクセルに入れた計算式で出した数字です。
ラクトジャパン

計算式で注意しないといけないのは、流通株式比率と流通株式時価総額を計算するとき、単位ではなく流通株式数で計算する部分ですね。

あと流通株式以外にも昇格条件で満たさなければいけないものは時価総額と株主数があります。
(他にも満たさなければいけない条件はあるのですが、昇格期待株を探す際は流通株式、時価総額、株主数の3つを気にすればいいと思います。)

紹介した計算式は以下別記事でも記載してますので、他の指数に関してはそちらで確認することをオススメします。

東証一部昇格期待株の探し方

Q2.四季報の数字について

『四季報にてなんですが、利益剰余金は期時点での内部留保ですが、現金同等物は右側の()が前四半期までの合計の現金で左側が前四半期+今四半期の表示で
増えていれば、それは現金が積みあがっていると解釈してよろしいでしょうか?』

こちらは四季報の【財務】【キャッシュフロー】の部分を言われてると思います。
まず四季報の【財務】に関しては四半期毎に変動した数字が記載されています。
なので四季報に記載のある利益剰余金は直近の四半期の数字です。

そして【キャッシュフロー】は前期の数字になり、こちらは通期毎に変動した数字が記載されます。
質問者様が今回知りたがっている「現金同等物」に記載のある数字は前期決算が発表された時点の数字であり、右側の()は前々期決算が発表された時点の数字になります。
なので、左側の現金が右側の()より増えていれば、『前期決算の時点では現金が増えてたんだな。』という解釈でいいと思います。
ただ誤って認識してはいけないのは現時点の現金ではないということです。
現時点の現金が増えているかを知りたい場合は直近の四半期決算で貸借対照表をチェックするのがいいと思います。

Q3.現金同等物と利益剰余金について

『現金同等物は積みあがっていって本決算が終わったら利益剰余金に移行するのでしょうか?
それともこちらは年々増えて合算されていく値ということでしょうか?』

質問者様は現金が増えていったら利益剰余金が増えるという考えをされているとお見受けしますが、それは間違いです。
正しくは利益剰余金が増え、その一部分が現金同等物に変わります。
お金のサイクルを逆に捉えていますね。

この部分は会計の知識が必要になるので、
その分野の知識を身につけることをオススメします。
といっても私もそこまで会計の知識があるわけではなく、
浅はかな部分が多々あるのであまり偉そうなことは言えないのですが…。

ただ企業の収益のサイクルとして凄く簡単に言えば、
売上が上がる⇒利益が出る⇒利益剰余金になる⇒現金や投資などに使われる。
という流れです。

会計の知識に関してはここで未熟な私がたらたらと述べても、
難しいものがより難しくなってしまうだけだと思うので、
ご興味あるなら本を読むことをオススメします。

全く知識がない方でもこちらの本を理解できるようになれば、企業の決算書は大体読めるようになると思います。

株式投資において会計の知識が身につくことはかなりの強みになります。
会計を身につけていない方で、もっと自分の投資の幅を広げたいと思っている方はこの機会に会計を勉強してみてもいいと思います!

 

以上、今回の質問への回答でした!
その他、投資に関する質問や気になる銘柄で意見を聞いてみたいものがありましたらどしどしご応募ください!
すぐにとは言いませんが、なるだけレスを返すように努めさせていただきます!

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