アルトナー【2163】今の株価は買い?注目銘柄を徹底分析!

機械設計開発、電気・電子設計開発、ソフトウェア開発などのエンジニア職の技術者派遣で事業を展開しているアルトナー。
昇格期待、割安、業績好調と色々よさそうなので注目してみました。

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事業内容

優秀な人材を探す企業と自分に合った環境を求める技術者。
双方のニーズをマッチングさせる技術者の派遣事業をおこなっているアルトナー。
その技術者の派遣は以下3つの分野で展開されています。

  • 機械設計開発(前年比売上+7.0%)
  • 電気・電子設計開発(前年比売上-2.4%)
  • ソフトウェア開発(前年比売上+32.7%)

これらの技術サービスはエコカーやスマートフォン、人工衛星、太陽光蓄電システムなど幅広い分野で利用されています。

これらの分野に特化した技術者の派遣および人材紹介をアルトナーは行っており、またそれらの技術者が顧客企業のコアとなる開発部門の業務を推進するので高単価契約の実現が可能となっています。

株価の割安性

アルトナーの現時点(2017/3/17)での株価に対するPERは【11.7】となっており、
同業他社の数値や営業利益倍率から見ても割安な数値になっています。

■四季報比較会社
4641アルプス技研(PER16.2)
2154トラストテック(PER18.0)

■営業利益倍率
5.92

■PEGレシオ
0.22
※2014~2018年度のEPSで試算

ここ数年の業績推移などから見ても、
順調に増収増益を繰り返しているので、
PER15倍くらいまで上がってきてもいいのでは、と思ってます。

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四季報には昇格示唆も

現在ジャスダック市場に在籍しているアルトナーですが、
四季報を見ると2部への昇格示唆も記載してありました。

直近では2017年1月に株式の分割を行っていたりするなど、
株式の流動性を高める施策をしており、
昇格に向けて動き出していると見ることもできます。

四季報記載の情報で計算してみると、
2部昇格へは流通株式時価総額と流通株式比率が当落線上にあるので、
今後も分割や立会外分売、売出などの株式の流動性が高まる施策を行ってくる可能性があります。

昇格への意欲があれば…ですけどね。

ここらへんはIRにそれとなく聞いて、
なんとなく昇格への温度感を確認してみるといいかもしれません。

個人的な総評

事業もそれなりに好調、
現時点での株価も割安、
昇格期待もありそう、
なのでアルトナーはわりかし良い銘柄なのでは?
と思ってます。

月足チャートを見ても、
ここ数年来の高値をつけているので、
このままポンポンと上がっていきそうな気配もしています。

ただ成長性という観点から見ると、
ここから予想を上回る業績の伸びなどはなさそうと見ているので、
割安性がなくなったら株価はそこで1段落するのかなと思います。

昇格期待という多くの投資家が気づきやすい要素は秘めているので、
20~30%くらいはすぐ上昇するんじゃないかなと思ってますけどね。

そこから先の上昇は投資家の期待値によって左右される部分が大きくなりそうなので、
少し読みづらいです。

そういう時に売り圧力レシオなどで指数を測ると、
ある程度売り時の目安になるんですけどね。

あくまで目安です。

 

 

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