製品検査用画像処理装置のLED照明で世界的シェアを誇るシーシーエス。
順調に稼働している工業用LEDに加え、食品・医薬品・化粧品等の新規事業分野でもシェアが拡大しているので注目しました。
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世界中で活躍しているシーシーエスのLED照明
CO2削減や長時間の点灯、熱を持たない構造など従来の照明と比べ様々な利点があるLED照明。
ここ数年で加速度的に普及が進んでいるLED照明ですが、
その中でもシーシーエスは画像処理用LED照明の分野において世界で活躍しています。
半導体・電子部品、自動車部品、食品・医薬品、包装・容器など
の工場における品質検査をはじめ、
世界中の画像処理が行なわれているところで利用されているんですね。
シーシーエスのLEDは何がすごいのか?
そんな世界で使われているシーシーエスのLED。
具体的に何がそんなにすごいのか?
ってところなんですが、
ずばり『見え方』だと
個人的には思っています。
(もしかしたらもっと他の魅力があるかもしれないので、あくまで個人的主観で語らせてもらいます。)
例えばモノを見るときに同じ対象物でも光の当たり方や照明器具によって見え方が全く異なりますね。
普段の生活においてはそれくらいの事象は特に支障はないですが、
様々な製品を製造している工場ではその見え方は特にこだわる部分ではないでしょうか。
シーシーエスのLED製品はその見え方において、独自の技術とノウハウで競合他社と圧倒的差別化を図っており、それが世界中のシェアにつながっていると思います。
また近年は工場などの製造過程において提供していたMV事業(マシンビジョン用照明)に加え、美術館や医療の現場、食品分野のシェアの新規事業も拡大しており、今後の成長性も大いに期待できます。
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現時点の割安性
今後の事業に対しても成長性が見込めると判断したところで、現時点での株価の割安性を測ってみました。
PER11.2/2017.02.12時点
同業種PER(電気機器)
東証一部28.0
東証二部46.7
四季報比較会社PER
6918アバールデータ/16.0
6626SEMITEC/20.6
営業利益倍率※8~10倍を切ると割安
6.01
PEGレシオ※1未満なら割安
0.27
(2013.7~2016.7の法人税調整額を除いた純利益で試算)
1株あたりのキャッシュを除いた実質PER
11
こうやって色々な指数を出してみると全体的に現時点の株価に対しての割安性は大いにあると判断しています。
事業内容と割安性から見ても個人的には大いに魅力のある銘柄だと思います。