ビットコインの送金手数料ってどうやって算出しているのでしょうね。
あなたはご存知ですか?
取引所から送金ならそのまま表示された金額に従えばいいですけど、
ウォレットからの送金だと自分で設定しないといけない場合もあります。
今回は知っといても損はないんじゃないかな?
というビットコイン送金手数料の計算式なものをお伝えしようと思います。
スポンサーリンク
まずは1byteあたりの手数料をチェック
ビットコインの送金手数料はトランザクションサイズによって変わってきます。
ここで誤解しないようにいけないのは、
トランザクションサイズってのは、
送金額の大きさではなくデータ量なので、
1BTCだろうが10BTCだろうが、
このトランザクションサイズが同じであれば、
送金額によって手数料が変わることはありません。
トランザクションサイズというのは、
その時の市場の取引量によって変わってきます。
トランザクションサイズの単位はbyte。
まずは1byteでどれくらいの送金が現在行われているのかというのを、
以下のサイトで見ます。
https://bitcoinfees.earn.com/#fees
サイトを開くと以下のような画面が出てきます。
それぞれの項目をどう見るかを補足します。
左上で送金手数料の単位を選択。
その下の左側が1byteあたりの送金手数料。
上の画像では単位をBTCに変更してますが、
デフォルトはSatoshisになってます。
単位は以下全部で4種類。
1BTC
1mBTC=1/1000BTC
1Bits=1/1000000BTC
1Satoshis=1/100000000BTC
が、それぞれ選択できる単位です。
右側は送金にかかる時間。
単位は分。
上の画像では1番上で0~70分、1番下で0~25分という見方になります。
送金手数料の目安としては、
緑のゲージが出ているラインが現時点で送金がスムーズに行えているラインになり、
上の画像だと0.0000010~0.0000011btcの手数料(1byteあたり)で0~30分以内が、
そのラインになります。
トランザクションサイズの平均を見る
1byteあたりの手数料が分かったところで、
次はトランザクションサイズの平均値を見ます。
以下のサイトでは、
リアルタイムで1日のトランザクションサイズの平均が見れます。
https://tradeblock.com/bitcoin/historical/1d-f-tsize_per_avg-01101
サイトに飛ぶと、
以下の折れ線グラフが出てきます。
ちなみに本日2/11時点のトランザクションは972bytesでした。
となると、
2/11の送金手数料は以下の計算で求められます。
0.0000010~0.0000011btc×972bytes=0.000972~0.00106btc
大体この時の1BTC=約90万円なので、
日本円にするとスムーズな送金手数料に必要な目安は800~900円かかってるという感じですね。
高っ!!!
まー、
補足をするなら上の見方はあくまで0~30分以内というビットコインの送金としてはわりかし早い送金を求める場合の計算式になります。
トランザクションサイズは大体226byteを基本サイズとして計算するような見方もするみたいなので、
その計算だと200~300円くらいで済みますね。
上のような計算をわざわざしなくても、
https://bitcoinfees.earn.com/#feesのサイトでは、
ページ下のところにその時点の226byteで計算した手数料が目安として表示されてます。
トランザクションが226byteの場合現時点では0.0002486btcが送金手数料になる的なことが書いてますね。
つまりこの時点の1BTC=90万円から計算すると、
約223円ってことです。
スポンサーリンク
送金手数料を測る時
上のようにタラタラとビットコインの送金手数料に関するまとめを書いてみましたが、
基本こういう計算はあくまでウォレットとか自分で手数料を決めて送金しないといけない場合に活用すればいいと思います。
取引所から送金する場合は、
その取引所で提示されてる手数料を優先すればいいでしょう。
ちなみに国内の取引所だと、
ビットポイントは送金手数料を取引所が負担しているので、
実質0円で送金が出来ます。
ウォレットにいれず、
ちょくちょく動かすような資金であれば、
一旦はビットポイントに保管しておいて、
そこから必要な取引所なりウォレットに送金すると、
結構お得かなーと思います。
▼ビットポイント開設してない方はこの機会にしてみましょ!