
「コシダカ、8割の確率で儲かるなぁ」
これは先日コシダカのスピンオフ前に私を買い煽ってきたある投資家の言葉。
この言葉に乗せられるまま、私は約400万ほどコシダカ株を購入したのですが、
その投資家が今週になってこんな発言をしてきました。
「コシダカはタイミングが悪かったね」
うおぉぉぉい!!!
諦め?諦めですか?
私もうスピンオフ突入してカーブス株配布されるところまで来ちゃってるんですけどぉぉぉ!
カーブス株が配布されてます pic.twitter.com/VdgRrMNqnB
— ゲキカラ@株式投資ブロガー (@gekikarakid) February 29, 2020
まぁ私の場合だけかもしれませんが、身内間の煽りではよくある話です。
結局投資って自己責任なのでね、誰のせいでもなく自分のせいなんですよ。
私の周りではこういう身内の煽りにのって数百万、数千万の損失を出してる投資家が私含め結構いて、未だによくつるんでたりするのですが、この話を先日ある知り合ったばかりの投資家にしたところ「よくご友人関係続けてますね。。」と絶句されました。
世の中お金だけじゃないで!
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カーブスIPOに期待できる3つの理由
私を買い煽ってきた投資家はカーブスについてもう諦めモードに入ってますが、私はまだそこまで諦めなくていいんじゃないかなーと見てます。
買い煽りにのった私が言うのもなんですけどね!!
理由としては3つ。
- 公募価格の750円は割安
- 仮条件の上限価格で着地
- スピンオフという話題性
それぞれの理由についてちょっと私見を述べます。
公募価格の750円は割安
カーブスの公募価格は750円で決まり、PER16倍。
競合他社のPERと比較すると、セントラルスポーツ9.6倍、ルネサンス8.9倍、東祥13.4倍なので、カーブスのPERはやや割高に感じます。
ですが、実はこれ割高ではなく割安である、というのが私の見方。
なぜならスピンオフ前のコシダカのPERが20倍以上あったようにカーブスのPER16倍はかなりディスカウントされた評価になります。
カーブスは事業の営業利益率が20%弱とかなり高く、その数値はセントラルスポーツ、ルネサンスの2倍以上になります。
唯一、東祥が営業利益率25%と高い数字を出してますが、 東祥のスポーツクラブ事業は直近四半期でやや鈍化してきており、また事業の3割ほどが不動産、ホテルというPERが低く評価されやすい事業を営んでいるので、単純に類似企業として比較するべきではないと私は見ています。
これらの根拠を基にカーブスのPERを計算するとカーブスのPERは20倍以上が妥当では?と私は思います。
つまり、株価としては936円以上が適正と見てます。
仮条件の上限価格で着地
今回カーブスのIPOは仮条件720円~750円を出していて、上限価格の750円で決定しました。
これがどういうことを指しているかと言うと、市場がカーブスの公募価格750円は買い!と判断していることです。
カーブスの評価が750円に達していないと判断されれば、今回の公募価格は720~750円未満の価格で落ち着いていました。
しかし、実際の公募価格は750円と言う上限価格いっぱいのところで決まったので、カーブスの公募価格は割安と市場は判断しています。
スピンオフという話題性
今回国内初のスピンオフ上場ということで、話題を集めているカーブス。
実はこの話題性ってIPOで一番大事な部分なんですよね。
IPOで注目を集められるか否かは初値を決定する上でかなーり大事な要因になると私は見ています。
そう考えると、今回の国内初のスピンオフ上場というのはカーブスにとって間違いなく追い風。
コロナ相場という逆風もありますが、幸か不幸かそれによって注目を集めてるのもまた事実です。
話題性は抜群というミエナイチカラをカーブスのIPOには期待したいですな。
カーブスのIPO初値予想はいくら?
さて、色々と自分への励ましも含めて長くなりましたが、私が想定しているカーブスのIPO価格を発表します。
ずばり、、、
カーブスの初値は950円
ちなみに私のスピンオフ前のコシダカ購入単価は1,570円。
んでもってスピンオフ後のコシダカ売却価格は607円だから、1570-607=963円以上でないと利益が出ないのですが、まぁここは正直ベースで予想をしておきます。
これより上振れたら、儲けもんってことで。
公募価格割れとかした日にはしばらく旅に出ようと思います。