株式投資家の間ではわりと分かりやすい初心者向けの本として注目の「株の公式」を読みました。
どんな人におすすめか、この本を活かしてどういう銘柄で売買したか。
実際に私がこの本を読んで感じたことをこの記事で書いてますので、
買おうか迷ってる方はぜひ参考にしてください!
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書評
本の内容としては非常に分かりやすく、書いてあることを理解するのに難しい知識は一切必要ありません。
株の入門書レベルの知識がある方であればどなたでもすらすらと読めます。
「そんな初心者でも読める程度の本で実際に勝てる投資が身につくのか?」と疑問に思う方がいるかもしれませんが、
実際にこの本を読んでトレードした私が断言します。
この本の知識で十分に勝てる投資は身につきます。
もちろんただこの本の通りにトレードすればいいということではなく、
この本の知識を踏まえたうえで自分で考えながら日々相場と向き合っていく時間も必要です。
この本には数多くの銘柄がある株式相場において、
どういう銘柄が上がるのか?その銘柄を見つけたとしてどういうトレードをすればいいのか?
その一連の手法がきっちりと書かれています。
初心者にも分かりやすいように「買いのルール」と「売りのルール」が書かれたチェックリストがあるので、
実際に投資をする際はこのチェックリストを参考にするといいでしょう。
正直そのチェックリストに当てはまる銘柄はなかなか見つかるものではありませんが、
日々銘柄を探す作業を続けていれば毎週1~2銘柄くらいは見つかります。
見つけた銘柄の全てが上がる銘柄にはなり得ませんが、
この本に書いてある売買ルールをきちんと守り、
自分で試行錯誤を繰り返していけば資産は自ずと増えていくでしょう。
この本をおすすめする人しない人
個人的にはイチオシの『株の公式』ですが、具体的にどんな人におすすめなのか。
そしておすすめしないのはどんな人か。
ここらへんも触れておきます。
おすすめする人
- 保有期間半年以上の中長期投資が出来る人
- 銘柄を探す作業を毎日こなせる人
- 本に書いてあることを実践しつつ、自分で試行錯誤できる人
おすすめしない人
- デイトレや短期投資がメインの人
- 毎日の相場と向き合えない人
- 自分で試行錯誤しない人
基本的に本書の推奨する投資は半年以上の期間を必要とする中長期投資がメインです。
リアルタイムで相場に向き合う必要はないですが、1日30分程度は銘柄を探すルーティン作業が必要です。
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どんな銘柄が見つけれるようになるか?
具体的にこの本を読むとどんな銘柄が見つけられるようになるのか?
そのあたりをまとめてみました。
中長期で1.5倍上がる銘柄
この本が推奨する上がる銘柄とは、新高値をつけた銘柄です。
その新高値をつけた銘柄に投資する手法を『新高値投資法』といいます。
もちろんただ新高値をつけた銘柄に投資をすればいいというものではなく、
ファンダメンタルとテクニカルの両面で”ある買いの条件”がつけられています。
その買いの条件を満たした銘柄の中には、
半年~1年程度の中長期期間で1.5倍ほどの株価上昇が見込める銘柄が高確率であります。
実際に私がトレードした銘柄
株の公式を読んで実際に私がトレードした銘柄を紹介します。
シード平和(2016年11月~2017年10月)
こちらはシード平和(1739)の月足チャートです。
2016年10月に1157円で買いを入れた私はそこから約1年先の2017円10月に1940円で売り抜けました。
途中買い増しをした期間もありましたので、
買値の平均値は多少前後してますが、
こちらは実際の当時の含み益を抱えたポートフォリオ。
赤枠がシード平和です。
この時のトレードは現物と信用枠あわせて100万円の利益になりました。
保有期間1年弱で約+70%のパフォーマンスですね。
シード平和がこのタイミングで売買できたのは『株の公式』で身につけた投資をしたからです。
まとめ
『株の公式』について、私が本を読んだ感想、そして実際に本の内容を活かしてトレードした銘柄を紹介しました。
この記事を読んで「読んでみたいな!」と思った人はぜひ買いましょう!
この本で書いてある知識は他の投資法とも掛け合わせて使うことができます。
株初心者の方でこの本を読んである程度ものにしてきたら、
他の株式投資本に読み進むのもありでしょう。
また既に他の中長期投資の知識を身に着けている株式投資家も、
この本を読んで更なるレベルアップを測るのもありです!
ぜひ『株の公式』をあなたの投資に活かしてください。