最近「景気後退期」という言葉を使えば、何か周囲に一目置かれそうな気がするので積極的に使っているgekikarakidです。
たまにリセッションとか言ったりしてます。
「ん?花王のやつですか?」
とか言ってくる人とは基本的に絡まないようにしてますね。
その時点から縁を切るようにしてます。
リセッシュちゃうで。
とまぁ、雑談はさておき、
株をやってる投資家でどれほどの方が経済を意識してやってるかは知りませんが、私は景気後退期もうそろそろじゃね?的なものを意識しています。
デイトレとかの短期ならともかく、今から中長期目線で銘柄を熱く語ってくる投資家を見てると「こいつマジか…」と心の中で失笑してるのは私です。
まー、言うても私の株歴は5年程度で前回のリーマンショックとか経験していないひよっこなのでね。
ベテラン投資家からすると「ひよっこが何言ってるねん。」と思う方も多くいらっしゃるでしょうけど…
ただそんなひよっこの私から見て、今の相場で強気にいってる投資家を見てると、正直ア〇なんじゃないかな?と思ってみてます。
なぜ景気後退期がもうそろそろだと思ってるか、今後の株の流れとか、そこらへんの勝手な意見を適当に述べてみます。
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NYダウ伸びすぎー!
今現在アメリカの経済は絶好調です。
そして世界の経済を引っ張っているのはアメリカですね。
世界の4分の1を占めるGDPは今現在も堅調に推移してるとかなんとか。
詳しくは知らんけど、とりあえず絶好調らしいですよ、アメリカ経済。
ただその実経済の数値とは裏腹にNYダウは先月頭から大きく落ちてきてます。
このNYダウが下落したときも、かなりの悲観的意見が出てましたが、個人的にはそもそも今の株価が高すぎるんじゃないかと見てます。
こちらは過去20年で見るNYダウの月足チャート。
左半分の10年(1998年~2008年)と右半分の10年(2008年~2018年)で伸びが全然違いますよね。
さらにいうと右半分は過去10年伸びてきた部分に対して調整とみられる下げがほとんど見られていません。
つまり下値の余地が大いにある指数だな、と私は捉えています。
FAANG銘柄の成長性に陰り
FAANG銘柄ってご存知ですか?
FAANG銘柄とは…
- Facebook(フェイスブック)
- Amazon(アマゾン)
- Apple(アップル)
- Netflix(ネットフリックス)
- Google(グーグル)
というアメリカを代表するハイテク業界の銘柄ですね。
この10年アメリカのハイテク業界はすげー成長を見せてくれました。
ハイテク銘柄で構成されたQQQと言うこちらの指数を見ればその成長性が大いにわかるでしょー。
引用元:Investing.com
もちろんこの指数にはFAANG銘柄も含まれています。
ただ、ここ最近数年にわたりアメリカ経済を牽引してきたFAANG銘柄の成長性に陰りが見えてくる発表がされました。
引用元:ロイター
個人情報流出やら業績予想の下回り…
1つの時代が終わろうとしてるんですかね。
株価は常に業績よりも先行して動くものなので、ここらへんで株価が渋ってきた今が後々振り返った時ピークだった…なんてこともありそうです。
FAANGが落ちてくるようだと、アメリカの株式市場もしばらくは落ちるでしょうね。
そしてアメリカ株が落ちれば日本株も必然的に…。
世界中がリスクオフ相場になり円高シナリオが起こりえます。
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ここ10年近く経済は伸びてきたのでそろそろ…
2008年のリーマンショックから10年、世界の経済は当時の暴落からじわじわと回復し国によっては当時の水準以上に株価も回復してきました。
NYダウなんてリーマン前よりも2倍近く伸びてますしね。
ここいらで過熱した景気を抑えるべく数年にわたる金融引き締めが行われると思います。
てか、もうアメリカでは利上げ行われてるし。
金利が上がれば、株式市場からはもちろん資金が抜けていきます。
健全な景気の流れをしていくのであれば、ここから数年は株にとって厳しい相場になると思いますが…。
そんな感じで私は景気後退期がもうやってくると思ってます。
もう少ししたらダブルインバースでも買ってみようかな。