ORBSミートアップで聞いた! 今後の将来性や最新の活動、上場情報!

ORBSミートアップで聞いた! 今後の将来性や最新の活動、上場情報!

先日国内で初となるORBSの東京ミートアップがあったので、
そちらに行ってきました!

記念すべき第1回ですよ、第1回!

ORBSのことぜーんぜんわかりませんでしたけど、
今回行ったミートアップで色んな話が聞けて、
少し賢くなったような気がする管理人です!

ついでに、
ORBSって何かとんでもなくすごいんじゃないか…ざわざわ
的な気分になったので、
今回のそのミートアップで分かったことを記事にしました。

ORBSのことが知りたくて知りたくてたまりません!
と言う方はこの記事でもご覧になってくださいな!

この記事をオススメする人

  • ORBSに興味上がる人
  • ORBSの最新情報が気になる人
  • イスラエル案件に夢見てる人
  • 勢いで投資してしまい軽くノイローゼになってる誰かさん

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ORBSの共同創設者ウリエル・ペレッド氏が登場

今回のミートアップでは、
ORBSの共同創設者ウリエル・ペレッド氏が登場しました。

ウリエル・ペレッド

ウリエル・ペレッド氏は、
イスラエルのテクニオン大学(アメリカでいうところのMITにあたる)をトップで卒業した後、
アリババ(※)から出資を受けAR/VRを取り扱うビジュアリード社を共同設立。

同社をアリババに売却した後、
ブロックチェーン事業に参入し2017年にORBSを共同創設しました。

アリババとは中国の情報技術などを扱う会社。
2014年ニューヨーク証券取引所に時価総額2兆円を超えるIPOで上場。
現在はたまにアマゾンの時価総額を超えたりするなど、その規模はアジア最大で半端ない会社である。

今回のミートアップでは、
ウリエル氏がブロックチェーン事業に参入した理由、
なぜORBSを立ち上げたのか、
そこらへんの経緯から説明されました。

ウリエル氏がブロックチェーン事業に参入した理由

兼ねてよりブロックチェーンはインターネットに匹敵する技術だと思っていたウリエル氏。

が、
今現在その革命的な技術であるブロックチェーンの普及が進んでいない要因として
以下の課題があるとも考えていました。

  • インフラが未熟
  • エンジニアの教育が出来ていない
  • 技術の有効活用ができていない

これは世界最大の調査会社ガートナー社でも同様の統計が取れており、
世界的にもブロックチェーンが普及するには、
「人材不足」「的確な活用」「未熟な技術」の課題をクリアすることが必要だと見られています。

ウリエル・ペレッド
(ガートナー社の調査結果を見せるウリエル氏。)

これらの課題をクリアするため、
ウリエル氏が共同で立ち上げたのが、
ORBSプロジェクトを含むHEXA GROUP(ヘクサグループ)です。

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ORBSの母体となるHEXA GROUPとは

HEXA GROUPとはイスラエルにある4つの企業からなるグループを言います。

ウリエル・ペレッド

その4つの企業とはこちら。

HEXA LABS

コンサル会社。
ブロックチェーンのアプリやプロジェクトを支援している。

HEXA FINANCE

投資会社。
ブロジェクトに出資したり投資している。

HEXA FOUNDATION

技術会社。
エンジニアの教育や技術開発をしている。

ORBS

仮想通貨プロジェクト。
イーサリアムとDappsの間に利用することでスケーリング問題を解決するハイブリッドブロックチェーン。

イスラエルのブロックチェーン事業を中心とするHEXA GROUPの中で、
ORBSは唯一イーサリアムを対象とした会社になります。

ORBSがイーサリアムにこだわる理由

ウリエル・ペレッド

なぜORBSはイーサリアムを対象にするのでしょうか?

それにはこのような理由があります。

イーサリアムの抱える課題

今現在ICOを行う殆どのプロジェクトはイーサリアム上で行われます。

つまり、
殆どのトークンはイーサリアム上で発行されるということですね。

なぜ数多のプロジェクトがイーサリアムを利用するかというと、
イーサリアムは現在世界中にある仮想通貨取引所で取扱いがあり、
殆どのウォレットにも対応しているからです。

ただその利便性が高い故に、
スケーラビリティの問題が発生してしまうという課題があります。

アプリ「クリプトキティ」のトラブル

実際にどのようなスケーラビリティ問題が起きたか。

過去の事例を上げます。

こちらはイーサリアム上で開発されたアプリ「クリプトキティ」のリリース後、
取引処理が実際に遅くなったことを表したグラフです。

(Bad Kittyと書いてるのは皮肉だろうか…)

ウリエル・ペレッド

クリプトキティがローンチした後、
イーサリアムの処理が格段に遅くなり、
手数料も数セントから数ドルに高騰する現象が発生し、
最終的には3日間もイーサリアム全体のブロックチェーンが止まるなどの大トラブルに発展しました。

こういったトラブルが頻発するのでは、
今後イーサリアム上で有望なアプリ開発ができるとは思えませんよね。

スケーラビリティ問題を解決するには

これらのトラブルを起きないようにするには、
以下の手段があります。

ウリエル・ペレッド

  • ブロックチェーンを自社開発
  • 高い手数料を支払い続ける
  • 他のプロトコールに乗り換える
  • イーサリアムの改修を待つ(2023年目処)

結論から言うと、
これらの手段って現実的じゃないよね?
ってことで、
開発されたのがORBSです。

ORBSを使うと、
このスケーラビリティ問題を気にすることなく、
イーサリアム上でアプリの開発が出ようになるんですね。

具体的なイメージとしては、
こんな風にDappsとイーサリアムの間に挟むレイヤー(プロダクトレイヤー)として、
ORBSが使われます。

ウリエル・ペレッド

つまり、
ORBSとは、
イーサリアムの欠点を補完するために作られたブロックチェーン
です。

なぜイーサリアムの欠点を補完するのがいいのか?

今現在世の中には、
イーサリアムと同じような機能を持つ仮想通貨も多数生まれています。
(イオスやステラなど)

それらの仮想通貨の中には、
取引処理のスピードなどイーサリアムよりも圧倒的に早いものもあり、
今世界の流れとして、
イーサリアムを超える仮想通貨を作ろうというプロジェクトも多数生まれています。

が、
ウリエル氏はイーサリアムを超える仮想通貨をイチから作るよりも、
現在のイーサリアムを補完する仮想通貨を作る方が遥かに良いと考えました。

なぜなら、
現時点において、
セキュリティの面や世界中で取り扱われている取引所の数において、
イーサリアムを超えて普及しているプラットフォームはないからです。

既に世界で圧倒的に利用されている実績のあるイーサリアムを補完する仮想通貨があれば、
その仮想通貨も必然的に普及していく流れになると考えました。

長い物には巻かれろ的な発想ですな。

ORBSを使うことにより得られるメリット

さらにORBSを使うと、
スケーラビリティ問題解決以外にも、
イーサリアムにとって、
様々なメリットが生まれます。

それがこちら。

1トークン、2チェーン

1トークン、2チェーン

1つのトークン(アプリ)につき、
イーサリアムとORBSの2つのブロックチェーンが利用できセキュリティに強くなります。

バーチャルチェーンを利用

インテリジェンス・シャーディング

現在のイーサリアム上ではどれか1つのアプリに支障が出ると、
全体のブロックチェーンに影響が波及します。
(先述したアプリ「クリプトキティ」のトラブルも同様。)

が、
ORBSを使えば1つのアプリに支障が出ても、
アプリ毎にブロックチェーンが作られるので、
イーサリアム全体に影響が出ません。

また仮にアプリのブロックチェーンでフォークが必要になった場合も、
そのアプリのバーチャルチェーンをフォークすればいいだけで、
イーサリアム全体のブロックチェーンに影響を及ぼすこともないです。

安全性とスピードを兼ね備えた取引処理

rPoS

今のイーサリアムはノード数の多さでセキュリティの高さを維持してますが、
反面取引処理が遅くなるデメリットもあります。

ですが、
この取引処理の遅さも、
ORBSを利用すれば従来の安全性は高いままで高速の処理が実現できます。

ノードとは仮想通貨ネットワークに接続している端末。
この数が多ければハッキングリスクが低くなりセキュリティが高くなる。

ORBSの競合は?

ORBSはイーサリアムを補完する仮想通貨ですが、
競合となりそうな仮想通貨はどれなのか。

現時点でウリエル氏は「EOS」が最大の競合であると見てます。

競合分析

ORBSはイーサリアムと掛け合わせることにより、
その利便性をさらに高めることができる仮想通貨
ですが、
EOSは単体でイーサリアムを超えようとしている仮想通貨になります。

ただ、
ウリエル氏いわくレイヤー型の仮想通貨では「ORBSがNo1」と断言しており、
同様の機能で競合となる仮想通貨は今のところ見当たらないそうです。

投資のリスクヘッジを考えるんだったら、
「ORBSとEOS両方持っておけばいいのでは?笑」
とアドバイスをくれました。

ORBSと提携している仮想通貨

ORBSは既に以下の仮想通貨と提携がされてます。

ORBS

  • ATOMIC
  • COTI
  • ENDOR
  • PumaPay
  • CHAINKEY
  • DX.Exchange
  • zinc
  • ex2

ORBSの最新活動状況

orbs

資金調達 120億円を既に調達済
従業員数 70人
新オフィス サンフランシスコ、ソウル、シンガポール
韓国での動き Kakaoの子会社GroundXと提携、行政と提携。
受賞歴 世界最大の調査会社ガートナー社からCOOL VENDOR賞を受賞。

韓国での普及活動

ORBSはまず韓国からマーケティングを行っています。

なぜ韓国かというと、
韓国は仮想通貨の流動性も高く、
大きな取引所があるので、
まずはそこで普及活動や提携を進めていくそうです。

韓国での動き

  • Kakao社のGroundXとの戦略的提携
  • 韓国で2番目に大きい都市の行政と提携
  • 韓国大手のEコーマスであるTmon社がデザインパートナーに追加
  • 韓国一のYoutuberとテレグラムグループと提携

韓国で初めて、
次に東京、
その次に東南アジア、
最後にアメリカ
という順番で普及活動を行っていきます。

世界中のカンファレンスに参加

世界中のカンファレンスに参加

  • Consensus2018(アメリカ)
  • Token Summit2018(アメリカ)
  • Japan Blockchain Conference(日本)
  • Korea Blockchain Week(韓国)
  • Korea Blockchain Festa(韓国)

日本で行われたジャパンブロックチェーンカンファレンスで、
イーサリアムの共同設立者でカルダノの設立者でもあるチャールズホスキンソン氏に会ったウリエル氏は同氏に対してORBSの顧問になってくれるよう現在進行形で説得を続けてるらしいです。

ウリエル氏は「近いうちに報告できる」とかなり手ごたえを感じてるようでした。

チャールズホスキンソン氏が開発しているエイダコインについてはこちらの記事をどうぞ。

トークンの配布時期と上場時期

ORBSは社内にトレーダーのチームがおり、
市場の動向を見ながら上場時期を探っています。

過去数年のビットコインのチャート分析などをしつつ、
なるべくトークンの暴落を避けるよう、
上場するべき適正な時期を現在協議してるそうです。

市場動向

現時点でトークン配布&取引所上場はメインネット実装移行を予定してるらしいので、
恐らく11月~1月の間になる見通しだそうです。

11~1月トークン配布&海外上場

レートと販売代理店の問題

ORBSは資金調達が完全なプライベートセールだったということで、
レートの問題や代理店の部分で質問をされてる方が多くいました。

  • 正式なレートは何なのか?
  • 正式な代理店はどこなのか?
  • 〇〇から買ったんですけどご存知ですか?

などなど。

正直国内の資金調達に関しては、
ORBS陣営もどのように行われたか把握しておらず、
仲介者がどの程度いるかもわからない状況でした。

ここらへんはICOしいてはプライベートセールという縁故販売の闇の部分でもありますね。

今後は国内での規制も強化され、
ここらへんで搾取していた輩は淘汰されていくのでしょうが、
今回のORBSに関して購入された方は色々知っておきたい部分もありますわな。

こちらのORBS公式ライン@では質問も受け付けてるみたいなので、
聞いておきたいことがある方は、
こちらで質問してみましょう!

ORBS公式ライン@

※2018.9.18追記

ORBS公式ラインからプライベートセールのレートが発表されました。

オフィシャルな販売価格は1オーブス=10セント(米ドル)になります。

ただ、今回のプライベートセールでは、
殆どの投資家が代理店からの購入をしているので、
そこで手数料がどれだけのせられているかはORBS運営では把握していません。

価格について心配な点や確認したい点がある方は、
直接購入元へご連絡ください。

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