【4845】スカラ/株価ブレイクアウトの予感

保有銘柄フュージョンパートナーの株価が最近上昇著しいので個人的な今後の展望をさらっと書いておこうと思います。

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通期業績の上方修正で株価上昇

11/14に発表された通期業績の上方修正が好材料となり株価上昇が著しいフュージョンパートナー。以前は数日で弾き返されていた1050円の壁を越えて今は1100円あたりで止まっています。

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実質PERを見ると実はそこまで割安ではない

PER5倍台の割安さが好感を得ているのか、決算発表以降は出来高も増え掲示板もにぎわってきています。私自身も当初はPERの割安さに目を引かれ購入していたのですが、決算書をよく見るとIFRS(国際会計基準)の適用でソフトブレーン連結子会社化の差益26億が利益に計上され、そこからPERを算出しているので実質的なPERはそこまで割安ではないんですね。負の暖簾というやつです。見落としてました。

参考までに来期のeps71円で今のPERを計算するとおよそ15倍です。

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ソフトブレーンとのクロスセルによる成長性は期待できる

実質PERを見るとそこまで割安ではなかったわけなんですが、成長性に関しては引き続き大いに期待できるものがあると思います。今回の上方修正はソフトブレーンの業績修正がそのまま反映されたものだと思いますし、クロスセルの効果は早速出てきているのではないでしょうか。フュージョンパートナー単体にまだクロスセルの効果が見込まれていないですが、こちらのsaas/asp事業は開発導入までに時間がかかるので、すぐに業績に反映されるものではないんじゃないかと思っています。昨年、業績を飛躍させた損害保険ジャパン日本興亜のアプリ開発導入のような案件がまた増えれば、好材料になるでしょう。

今の株価上昇は新高値ブレイクの目線で

成長期待の要素は引き続きあるわけですが、現在の株価上昇はそこが折り込まれていない中での上昇とみます。負の暖簾を含んだPERの割安さや業績の上方修正で注目が集まり、買いが厚くなってきている状況でしょうか。将来的な成長期待の要素は一旦置いておいて、上値の重かった1050円の壁を超えて株価ブレイクアウトを見せ始めた現状はこのまま株価が上昇していくのであれば新高値買いの要素で追いかけていくのがいいのではないかと思っています。

ちょっと説明が難しいですが、簡単に言うとシナリオ(保有理由)の変更ですね。

これまでは

成長性の期待⇒成長性が達成できたら売る

で保有していたのですが、

新高値買い⇒新高値の公式で計算し売りの数字が出て来たら売る

になったわけです。

仮にここから株価のブレイクアウトに失敗した場合は成長性の期待は引き続きあるのでそのままシナリオを切り替えて保有してもいいと思っています。あくまでここから上昇していくのであればという前提条件で新高値買い目線に切り替えてもいいという考えです。

 

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