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ラクト・ジャパン業績&配当予想の修正を発表
保有銘柄ラクト・ジャパンから業績予想と配当予想の修正が発表されました。
結論からいうと、どちらも上方修正となっており、株価上昇の追い風になりそうな材料です。
具体的にどのような数字だったのかは以下の感じです。
【平成 28 年 11 月期通期連結業績予想】
単位:百万円(eps以外) | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 1株あたり純利益 |
前回予想 | 85,140 | 1,080 | 700 | 143.16 |
今回予想 | 88,679 | 1,431 | 946 | 193.47 |
増減率(%) | 4.1 | 32.5 | 35.1 |
【配当予想】
年間配当金 | |
前回予想 | 31円00銭 |
今回予想 | 32円00銭 |
ラクト・ジャパンは商品を外貨で仕入れ、円貨で販売する、という輸入事業がメインとなるビジネスなので、事業は為替変動による影響を受けるのですが、
仕入契約および販売契約の締結の際、仕入外貨額に対する為替予約も締結しているので、業績的には為替リスクを負わないビジネスモデルとなっています。
簡単に言うと、
円安になると仕入額が高くなりますが、為替ヘッジした分の為替差益を計上し結果トントン、
円高になると仕入額が安くなりますが、為替ヘッジした分の為替差損を計上し結果トントン、
という円安になろうが円高になろうが業績には関係ありませんよ。
ってな事業構造になってるんですね。
昨年の為替は年始から11月の大統領選までは円高が顕著に出ており、大統領選以降は円安へ加速するなど非常に先行きが読めない相場となりました。
ラクト・ジャパンはそういう為替の影響を受けないビジネスモデルと、割安・昇格期待・優待(※優待価値は低いですが…)に魅力を感じて購入をしていたのですが…。
なんと!
今回の業績予想の修正発表を見ると、
11月頃まであった円高の影響で仕入価格が低下したことなどにより主力商品の乳原料と原料チーズの需要が高まり、販売数量が増加することになってたみたいですね。
結果論ですが、円高が売上の増加を後押しし、業績予想を上方修正する材料になりました。
目標株価は2300円あたり
今回の発表で1株あたりの純利益が193.47円と修正されていました。
四季報に記載のある比較会社(【8079】正栄食品と【3143】オーウイル)と比べると目安となるPERは12倍前後。
単純計算で2321円が当面の適正株価になるのでは?
と思っています。
ただこれは、業績の数字だけで計算した時の株価なので、
ここから当初のシナリオで描いている一部昇格も達成されてくるのであればもっと株価は上振れる可能性が出てくると思います。
とりあえず事業自体は引き続き好調そうですし、
保有銘柄の中で一番安定度はありそうなので、
ちょいちょい買い増しをしていこうと思います。