ウェルスナビってあなたはご存知ですか?
ウェルスナビとは口座に入金するだけで自動で資産運用をしてくれるロボアドバイザーで、数あるロボアドバイザーの中でもNo.1の運用者数と預かり資産を誇ります。
投資家の間でも今大変注目を集めており、
Googleの検索数も右肩上がりで上昇中です。
ただ、
資産運用を全自動で何もかもやってくれるとはいえ、
やる前にその仕組みや特徴など最低限知っておきたい知識というのはあります。
ウェルスナビをやってみようか検討している方は、
知っておいて損はないので、
今回の記事を参考にやるかやらないかご自身で判断してみてください!
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ウェルスナビの仕組み
一部の富裕層や機関投資家は資産運用を行う際、
ある一定の理論に基づいた金融アルゴリズムを用います。
その金融アルゴリズムをテクノロジーの力で、
世界水準の資産運用を全て自動でできるようにしたのが、
「ウェルスナビ」です。
ウェルスナビで用いられているのは、
「ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた金融アルゴリズム」がベースになっており、
資産運用の王道である「長期・積立・分散」に基づいた投資スタイルになります。
ウェルスナビで資産運用する際は日々の実績に一喜一憂せず、長い目で資産運用を「続ける」ことが大切です。
ネット上にある口コミを見てみると、
その投資スタイルを踏まえた上でやってる人からは評判が凄くいいですね。
WealthNaviは開始11ヶ月目で円建て+4.22%、ドル建て+3.30%じゃ。気長に放置し続けよう。#ウェルスナビ #WealthNavi #ロボアドバイザー #ロボアド #資産運用 #投資 pic.twitter.com/61TykXazM7
— フィンテックおじさん (@fintechojisan) 2018年7月10日
逆にその投資スタイルを踏まえていない人だと、
毎日の変動する資産に一喜一憂してる声が見受けられます。
ウェルスナビの特徴
リスクを最小限に抑え、
長期的な利益の最大化を目指すウェルスナビには以下のような3つの特徴があります。
- リスク許容度に応じた自動メンテナンス
- 国際分散投資で最適ポートフォリオ
- 米ドル建てによる低コストのETFへの投資
それぞれの特徴について、
掘り下げて解説します。
リスク許容度に応じた自動メンテナンス
ウェルスナビは利用者の「リスク許容度」に応じた最適なポートフォリオを提供し、
運用期間中も必要に応じて適切なメンテナンス(リバランス等)を行います。
「リスク許容度」とは、資産運用の際にどの程度のリスクを受け入れるかを示したもの。
ウェルスナビではサービス利用前にこちらの無料診断(全6問・所要時間1分)であなたのリスク許容度を測ります。
この無料診断で、
あなたの「年齢」「年収」「金融資産」などを基に、
リスク許容度を5段階評価で判断。
ウェルスナビを利用した際のシミュレーションが出ます。
ちなみに私のリスク許容度は「4」でした。
基本的にはこの時診断されたリスク許容度でポートフォリオの運用を行うのがおすすめです。
ただし、
無料診断はあくまであなたに合ったリスク許容度を提案するものなので、
ご自身でリスク許容度の変更をすることは可能です。
国際分散投資で最適なポートフォリオ
ウェルスナビは投資対象を日本に限定せず世界に広げることで、
世界中の様々な国の経済成長の恩恵をポートフォリオに組み込みます。
投資対象銘柄は「米国に上場されている全ての ETF銘柄」の中から選出され、具体的にはこちらの銘柄が投資対象になります。
米国株 | 経済成長によるリターンの享受、インフレへの対応などが期待 |
---|---|
日欧株 | 米国株と地域が異なることによる分散投資効果も期待 |
新興国株 | 先進国よりも高い経済成長によるリターンの享受、インフレへの対応などが期待 |
米国債券 | 資産価値の安定性に加え、株式との高い分散効果が期待 |
物価連動債 | 資産価値の安定性、株式との高い分散投資効果に加えて、通常の債券と異なりインフレへの対応も期待 |
金 | 株式等との高い分散投資効果に加えて、インフレへの対応が期待 |
不動産 | 実物資産であり、インフレへの対応や分散投資効果が期待 |
こちらの投資銘柄の中から、
「リターン」と「リスク」などを計算。
銘柄を組み合わせる比率によって分散投資の効果は様々ですが、
許容できるリスクが同じ組み合わせの中でも最も高いリターンが期待できる「最適ポートフォリオ」を構築します。
米ドル建てによる低コストのETFへの投資
ウェルスナビの資産配分は基軸通貨である米ドル建てで行っています。
これは長期の国際分散投資においては、
米ドル建てで資産を効率的に増やすことが重要であるとの考えに基づき取り組んでいることです。
ちなみに為替のヘッジは行っていません。
また原則として各資産クラスがカバーする市場の全体的な動向を示
すパッシブ(時価総額加重)型インデックスに連動する ETF のみを投資対象とし、
アクティブ型やスマートベータ型、セクター別、レバレッジ型、インバース型などは対象外としています。
パッシブ型インデックスに連動するETFは、
運用時にかかる費用が低めに設定されており、
それにより低コストな運用を実現するメリットがあります。
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ウェルスナビの手数料
ウェルスナビでは手数料が2種類あります。
それは
- ウェルスナビのサービス利用に対する手数料
- 投資信託の運用会社に払う手数料
の2つです。
この気になる手数料がいくらくらいになるかというと、
サービス手数料は預かり資産の最大年率1%(税別)
投資信託に払う手数料は年率0.11~0.14%(税別)
となります。
つまり、
合わせて年率1.11~1.14%ってことですね。
一般的な投資信託の利用手数料が年率0.5~2%と言われており、
この数字だけ見るとやや安い印象でしょうか。
ちなみに、
サービス手数料は運用状況によりさらに安くなることも可能です。
ウェルスナビの預かり資産が3,000万円を超える場合は0.5%の手数料で済むようになります。
また一切の出金をせず運用を続ければ、
半年毎に手数料の割引率が0.01~0.02%加算されていく「長期割」も適用されます。
長期割は最大0.9%まで割引が可能
長期割に関しては、
公式サイトに掲載してあるこちらのグラフを見ると、
よりその割引の大きさがわかるのではないでしょうか。
引用元:ウェルスナビ公式サイト
税金も最適化する機能「DeTAX」
ウェルスナビで得た利益にはもちろん税金が発生します。
税金は納めないといけないものなので、
発生するのは仕方がないことですが、
どうせだったらなるべく税金負担を軽くする運用をしてほしいですよね。
そのような税金面の不安な部分もウェルスナビはしっかりカバーしてます。
「DeTAX」という税金を最適化する機能を搭載しているウェルスナビは、
分配金の受け取りやリバランスなどによって生じる税負担の一部または全部を、保有銘柄の「含み損」を実現して「利益」を相殺することにより、税負担を翌年以降に繰り延べます。
税負担を翌年以降に繰り延べることで、
その年の税負担を軽減するんですね。
ちなみにウェルスナビは特定口座で開設すれば、
確定申告も不要です。
投資家保護の取り組み
資産運用をする上で、
チェックしておかないといけないのが投資家保護。
ウェルスナビでは投資家保護のために、
以下3つの取り組みを行っています。
- すべての情報や通信を暗号化
- 分別管理により全資産を保護
- 投資者保護基金による補償
それぞれの取り組みついて、
開設します。
すべての情報や通信を暗号化
ウェルスナビでは情報セキュリティの高いSSL通信方式を採用しています。
この通信で送信される「利用者の個人情報・口座情報・入出金」などのデータはすべて暗号化され、
セキュリティ体制をしっかり整えたうえで保存されます。
分別管理により全資産を保護
ウェルスナビを利用している投資家の全資産は、
ウェルスナビが保有する資産とは明確に区別される「分別管理」になります。
こうすると、
万が一ウェルスナビが破綻しても確実に資産は保護されるようになっています。
投資者保護基金による補償
ウェルスナビが万が一破綻し、
さらに分別管理に不備があった場合でも、
返還できない投資家の資産に対して、
日本投資者保護基金が1,000万円まで補償することになっています。
まとめ
さて、
この記事ではウェルスナビの仕組みや特徴を中心に紹介しました。
ロボアドバイザーによる自動資産運用という、
まさに「ほったらかし投資」で資産が増えるウェルスナビは今めちゃくちゃ利用者が増えてきてます。
特に普段仕事で忙しく投資の勉強もなかなか出来ない会社員の方などにとっては、
こういう投資を始めてみるのもアリではないでしょうか。
ちなみにウェルスナビの申し込み窓口は公式サイト以外にも複数あります。
それぞれの窓口の違いをまとめてみたので、
投資を始める前に是非チェックしてください。