ハピネスアンドディ【3174】今の株価は買い?注目銘柄を徹底分析!

宝飾、時計、バッグ、雑貨などを中心に小売事業を展開する「ハピネスアンドディ」。
今期(2017年期)および来期の業績が気になったので少し取り上げてみます。

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不振店舗を閉鎖して業績改善

北海道から沖縄まで併せて全70店舗(2017年4月末時点)を展開している「ハピネスアンドディ」。
ブランド品を中心に取り扱う小売業ということで、
為替や訪日外国人の影響を大きく受けやすいインバウンド銘柄という括りに当てはまる業種だと思います。

2016年期は、
不振店の閉鎖などを行い、3店舗を減損処理。
2017年期も上期に2店舗、下期に1店舗を閉鎖など、
業績改善へ向けて積極的に動き出している印象を受けます。

店舗の閉鎖と合わせて、
新規出店や既存店舗の改装、EC展開の強化なども重点的に行っており、
2017年上期の既存店売上高は前年比104.4%、全体の売上高も前年同期比110.1%と着実に向上しています。

コスト改善で、
減価償却費が軽減され2Q時点で
販管費(前年比101.1%)が大きく抑えられているのも好印象を受けますね。

四季報予想は大きく増収増益

2017年2Q時点で、
通期の業績予想は、
売上高17,837百万円(前年比+4.7%)
営業利益232百万円(前年比+53.6%)
経常利益370百万円(前年比+66.9%)
純利益77百万円(黒転)
と期初の予想から据置で推移していますが、
四季報の予想では、
更に強気な数字が上がっています。

売上高18,500百万円
営業利益500百万円
経常利益470百万円
純利益160百万円

ですって。

過去の四季報を見ると、
前号(2017年2集)のあたりから、
実は売上高18,200百万円、営業利益400百万円と会社予想に対して、
強気な予想が上がっていたのですが、
最新号(2017年3集)では更に大きく数字を引き上げてきました。

仮に、
この予想通りの業績が今期発表されることになれば、
株価は現時点でだいぶ割安だな…
という見方もできます。

恐らく+50%~100%くらい上昇する余地はあるのではないでしょうか。

あくまで四季報通りの業績が出たら、、、話のですけどね。

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個人的には四季報予想に疑問符

さて、こんな強気な四季報予想に対して、
割安放置されている銘柄なので、
色々調べてみました。

で、

あくまで、
私個人の見解を言わせていただくと、
前期から積極的に行っているコスト改善により、
大きな利益率のアップは見込めると思います。

恐らく四季報通りの売上高18,500百万円が発表されれば、
営業利益500百万円という数字が計上される可能性は大いにあるのではないでしょうか。

ただ、

そもそもの売上高18,500百万円が今期計上されるかというと、
あまり確証はもてません。
つまり、
ここからの株価の動きを左右することになるであろう来期にあたる四季報予想の業績も「ここまでいくか??」ってな印象です。

これはあくまで私自身の主観に基づく見解なので、
この記事をきっかけに気になった方はとことん調べてみるのもいいと思います。

四季報予想の業績が発表されれば、
恐らく株価も新高値をつけ、
思わぬ上昇を見せることになるかもしれません。

今の株価に四季報の数字はまだ織り込まれてはいないと思いますので、
色々調べてみる価値は十分あるのではないですかね。

 

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