2019年の株式相場がスタートしました!
先日のドル円大暴落の影響か日経平均は大幅安。
大発会の下落はおよそ3年ぶりだそうです。
大台の2万円が遠いですな。
ここより上にいたのが、もう遠い昔のような気がする。
しかしこう見ると10月からの下落が半端ないですね。
日経平均かなり下げすぎな感じもしますが戻りが弱いところを見ると、このままズルズルと落ちていく気がしなくもないです。
昨年末の日経平均を的中させたニトリ会長の予想では今年の年末は2万円前後で落ち着くとの見通しらしいですが果たして…。
引用元:日経新聞
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下落相場の特徴に気づき始める俺氏。
昨年は例年に比べあまり株を触っていなかった俺氏ですが、ここ1~2カ月また日々の相場をチェックするようになりました。
やはり継続は力なりというのでしょうか。
こういう地道な作業をコツコツ続けていると、見えてくるものがあるんですよ。ふふっ…。
最近何に気づき始めたかというと、
下落相場では『割安性のある業績好調の株』でもズルズルと下がっていく、ということ。
例えば【2163】アルトナー。
こちらは2017年3月頃当ブログで取り上げていたおすすめ銘柄なんですが、ブログ掲載から1年で2倍くらいになった株です。
ただ、直近の月足チャートを見ると昨年7月頃の最高値をピークに今は半分以下の株価まで落ち込んでます。
アルトナーは結構自信のあった株なので、「そういえばどうなってるのかな~」と久々に見てみたのですがこの凋落っぷりは少し驚きですね。
現在のPERは13倍とわりと割安なのに!
四半期決算の数字を見ても業績はずっと好調なのに!
景気後退の局面では株価はこうなってしまうんですね。
アルトナーは元々東証二部から一部への昇格期待があった銘柄なので、7月にその鞍替えをしたタイミングで期待値が剥落していったと思われますが、それを差し引いてもこれだけ好調な業績を差し置いて株価がまったく上がってくる気配がないのは意外です。
アルトナーのような人材派遣の銘柄は景気後退局面で真っ先に叩き売られるというのを聞くので、業績好調なのにこうも下がるということはすでに相場がリセッション入りしていると判断してもいいと思います。
確かに前回のリセッション相場といわれた2007年~2009年のアルトナーの株価を見ると、333円(2007年)だった株価は50円(2009年)まで暴落しており、また同じくらい落ちちゃうんですかね。
昨年の最高値が1367円だから、その1/6となると200円台か。
株価は将来の事象を織り込んで動くといわれるので、今年来年と企業の成長が続くのかも少し疑わしいです。
このような景気敏感株は下落相場の局面に入るとまずPERが下がり始め、続いて業績が下がり、そしてPERがめちゃくちゃ高くなります。
投資のセオリーでは、そのPERがめちゃくちゃ高い時が景気敏感株を買う時ですが、たぶんそうなるのは来年再来年の話。
ここらへんの知見に関しては、この本がめっちゃ参考になります。
昨年の推し銘柄だったアルトナーがこんな感じだと、今保有しているデイトナも少し危ないかもしれんなー。
含み損は絶賛拡大中です!