東証マザーズとは、東証が開設する新興企業向けの株式市場です。
この東証マザーズから算出される指数はマザーズ指数と言われ、
日経平均と同じように証券会社のサイトやアプリで見ることが出来ます。
これね、これ!
ちなみにこの日大きく下がってるのは東証マザーズで一番の時価総額を占めるサンバイオ【4592】が大暴落したのが原因。
前日まで株価大暴騰の要因となっていた開発中の医薬品が試験をクリアできなかったということで、失望売りにつながりました。
実は今日この記事を書いてる2019年1月30日がその暴落した日なんですけどね。
この流れは明日も続くのかな?
今日のサンバイオさん株価やばいんでない? https://t.co/XcD6cqG1aG
— ゲキカラ@投資ブロガー (@gekikarakid) 2019年1月29日
ちなみにこの日寄り前の板を見ると既に大量の売り玉で溢れかえっていたサンバイオの板。
これはもうストップ安確実の流れでしたね。
ここまで来ると、
この日マザーズが大暴落するというのは想像に難くないです。
マザーズ市場全体が落ちるのであれば、
マザーズ指数に連動したETFを空売りすると儲けを得ることができます。
マザーズ指数に連動したETF?それって一体なんやねん?と思った方!
これ知っておくと、これからの暴落相場で重宝しますよ。
スポンサーリンク
マザーズ指数に連動したETFとは
今現在東証マザーズ指数に連動しているETFは東証マザーズETF【2516】があります。
東証マザーズ指数はマザーズ市場に上場している全銘柄を対象にしている指数で、
時価総額加重型で算出されています。
時価総額加重型とは簡単に言ってしまうと、
時価総額の大きい企業の株価ほど指数への影響を与えるという特徴があります。
つまり!
先ほど冒頭で話したサンバイオなどマザーズで時価総額の大きい企業が何かしらマイナス材料となるニュースを出す時に、
その影響範囲がマザーズ全体にまで及ぼす事象と判断できたら、このETFを空売りして儲けを得ることが出来るわけですね。
欲を言えば悪材料をピンポイントで出したサンバイオを空売りしたいのですが、
貸借銘柄ではないサンバイオは空売りが出来ません。
が!
東証マザーズETF【2516】は空売りをすることが出来ます。
日経平均のETFと違い流動性が少ないので、
逆日歩がついたりすることがありますが、
暴落した時の値幅が大きいマザーズ指数で儲けを得られるこのETFはかなり重宝できます。
今回のサンバイオのようにマザーズ市場に影響を及ぼしそうな分かりやすい材料が今後出てきたら、
個別株を空売りするよりも、
このマザーズ指数を空売りするというのが下落相場ではわりかし使える手法だったりします。
毎回毎回下落相場の時にこのETFの空売りだけ狙うのはおすすめではないですが、
一つの選択肢としてこういうマザーズ指数に連動するETFがあるというのを知っておくと、
色々な選択肢が広がりますね。