米国株四季報がおすすめなのはこんな投資家!実際に読んでみた感想!

米国株四季報

最近米国株ばかり物色してる管理人です。

「日本よりもアメリカの方が経済成長も良いし、株式投資も米国株やったが儲かるんじゃない?」という安易な発想の元で始めた米国株探しで、ふとこんなことに気づきました。

米国株ってそもそもどこから探せばいいか、まったくわかりませんね。

今更ですが。笑

日々試行錯誤しております。

投資家によっては、海外の情報サイト見て銘柄散策したりだとか、米国株に対応している証券会社で銘柄をポチポチ探したりだとか、色々な方法でやってる方多いみたいですけども…。

個人的には英語読めないし、証券会社で一つ一つ銘柄を散策するのはやってられっか!って感じです。

ただ、それでもまだ見ぬ金脈が眠ってそうな米国株への興味が尽きず、米国株の探し方で何かしらいい方法ないかな~と思い調べていると…何と!今の世の中には米国四季報という冊子が出てるではありませんか。

といっても、この四季報、米国株投資家の間では結構買われてる方多いみたいですけどね。

しかし、今まさに米国株投資に一歩踏み出そうとしてる私にとっては、お宝への道しるべを示した宝地図のような一冊です。

肝心の中身はどうなってるかというと、タイトル通り米国株について網羅してある四季報で、しかも全ページ日本語で書いてあります。

んー、これこれ。こういうの探してたよ!

ということで、本日は今回買ってみた米国四季報が結構良かったので、具体的にこれを読んで何が得られるのか、そこらへんの魅力をお伝えします。

この記事をおすすめする人

  • 米国株投資に興味ある人
  • 米国株四季報の中身が気になってる人

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掲載されている銘柄は?

日本の四季報だと国内に上場している全企業が掲載されていますが、米国株四季報は米国に上場している全企業が掲載されているわけではありません。

今回購入した2018秋冬号の掲載されていた銘柄数は653でした。

米国株は全部で約6,000チョイあるのでおよそ1/10が掲載されていたことになりますね。

全体の1/10なので掲載数に物足りなさを感じますが、一応掲載されている銘柄は編集部によって精査された比較的有望な銘柄ばかりです。

まだ誰も見つけていないマイナー株の中からお宝を見つけたいという上級者レベルの米国株投資家にとっては物足りない銘柄になりそうですが、私のような「とりあえず米国株にどんな銘柄があるか知りたい」という初心者にとっては丁度良い温度感の掲載銘柄でした。

確かに「なんだこのクソ株は!」というような銘柄はあまりなかった印象です。

米国株四季報には良くも悪くも、それなりの銘柄が掲載されてますね。

米国全体の市況が見えてくる

米国株四季報には銘柄のことばかりではなく、米国の株式市場の動向についても色々な特集が組まれています。

今の米国市場ではどのような業種の銘柄が伸びているのか?

今後期待できるのはどんな分野の銘柄か?

ここから市場がどう動きそうか?

などなど。

普段から米国のニュースなどをウォッチしている意識高い方々には「こんなん知ってるわ!」というような大したレベルではない内容でしょうが、米国株駆け出しレベルの私にとっては「なるほどね~」と得られるものが多い内容でした。

例えば、市場の動向を測る上で長期国債と短期国債の金利差にも注目したがいいとかね。

長期国債と短期国債はそれぞれで金利が違いますが、普段は長期国債の方が金利が高いです。

ところが稀に短期国債の利回りが長期国債を上回ってしまうことがあります。

何で上回るのかは…知るか!って感じですが、過去の市場を見ると、この長短金利差が逆転してしばらくした後は必ず暴落が起こっています。

1990年、2000年、2008年…。

四季報の特集にそのグラフが載ってます。

長短金利

引用:米国株四季報

 

今まで「利上げ=債券に金が流れる=株式市場から金が抜ける」という図式はなんとなく分かっていたつもりですが、この長短金利差の逆転が暴落前に起こってたのは知りませんでしたね。

確かにこういう長短金利差で調べてみると、この指数に触れてる投資家の方々もちらほらいました。

上級者と思われる投資家はちゃんと日々見るべき指標を抑えてるんですね。

ちなみに「この長短金利差って普段どこで配信されてるのかなー」と軽く調べたりしましたが、どこも英語ばかりの記事で英語力ゼロの私にとってはどこにあるかも全くわかりませんでした。

が、

ここであきらめては男が廃るので、何かないかと検索していると、この長短金利差はイールドカーブというグラフでも測ることができるんだとか。

イールドカーブってのは、期間ごとの債券利回りをつなげたグラフです。

横軸が残存期間、縦軸が利回りで見ます。

これで長短金利差をどう測るかというと、長期国債の利回りが短期国債より高ければこのイールドカーブは右に行くにつれ上がっていきます。

イールドカーブ

 

長期金利、短期金利が同じであればフラット。

イールドカーブ

 

長期金利より短期金利が上回っていると、イールドカーブは右下がりになります。

イールドカーブ

つまり、このイールドカーブが右下がりになっていたら近いうちに市場の暴落が起こる可能性が高い!っつーことです。

で、

肝心のイールドカーブはどこで見れるかと言うと、以下のサイトで配信がされています。

イールドカーブ チャート

このアメリカのイールドカーブが右肩下がりになっていた時は、激しく撤退をしておいたが身のためでしょう。

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米国株四季報はこんな投資家が楽しめます

とまぁ、後半はイールドカーブの話になっちゃいましたが、米国株四季報を読んでいるとこんな風に色んな発見がありました。

もう既にバリバリに米国株投資をやっている中級者以上の投資家からすると、米国株四季報は物足りない内容でしょうが、私のような駆け出しの米国株ニワカ投資家が読む分には結構楽しめます。

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